先日見舞われた不幸の際、CORESERVERのサーバー移動を経験しました。思いの外、簡単だったんですが、手順をメモしておきたいなーと感じたので、今回行ったCORE-A間のサーバー移動について、備忘の為に整理しときます。
以下の記事は、ドメインをVALUE-DOMAINで取得していることが前提です。
1.CORE-Aのサーバーをお試し登録
移動先のサーバーを構築する為に、まずはサーバーの無料お試し登録をします。
まずは上記のページの下の方に「CORESERVER(CORE-A)アカウントを登録」って箇所があるんでそこから15日間の無料お試し登録をします。
次に希望ユーザー名とサーバー選択を行います。
ユーザー名は旧サーバーと一緒にしました。で、ここからが問題。どのサーバーを選ぶか…です。この選択を間違うとむっちゃ重いサーバーになったりするんで注意です。ちなみに私は、最初は覚えやすい数字のサーバーを選び、失敗した経験ありです。
2.サーバー選定
「サーバー仕様」ってリンクを開くとCORE-Aのサーバー一覧が表示されるんで、CPUやMemory、PHP、MySQLのスペックを見て良いさそうなサーバーを見繕います。
みんな同じように見えますが、じっくり見ると微妙にバージョンやスペックが異なるんで、一番スペック高い(最近追加された)サーバーがどれかをチェックします。
上記の情報も参考になるかも知れません。ステータスを見て重そうなサーバーだったら、ヘビーなユーザーがいるってことなんで、そこを回避したり。分かりやすい名称のサーバーは重い確率が高いみたい。以前は、これ見ずにサーバー選んで失敗したんです…。
実は上記のコンボボックスですが、「良いサーバーが見つかった」と思っても選べないケースがあるんで、コンボの中身とソフトウェア情報を行き来しながら探します。
ユーザー名とサーバーを設定すると上記のような画面が出てきます。購入は押しちゃいけません(サーバー移動するだけなんで購入はしません)。サーバー設定は「サーバー設定:ウェブ/メール」のリンクから行います。
3.サーバー間でのファイルコピー
サーバー移動するに際し、最も便利だなーと感じたのがこの機能。サーバー間でファイルコピーを一撃で行う機能です。あっというまにファイルコピーできます。
移動先サーバーの管理メニューから「サーバー間コピー」を選択します。
移動先から操作しているので、リモート→ローカルという形で、移動元のFTPユーザー名、パスワード、サーバー名をタイプ。ディレクトリはWordPressのファイルの全てを移動するので「/public_html/iphone-diary.com」を丸ごと指定します。
ローカル側も同じ設定にしますが注意点がひとつ。ローカル側はディレクトリができていることが前提です。事前にファイルマネージャ等々を使ってディレクトリを作っておきます。ディレクトリが事前に無いとコピーは実施されません(一度やった…)。
4.MySQLにDB構築(ユーザーID登録)
移動先のサーバーはMySQLの環境がゼロなんで、DBユーザーを作りDB構築します。ユーザー名とパスワードはWordPressの設定ファイルと同じIDにする必要があります。
文字コードは「UNICODE」を指定します。
5.PhpMyAdminインストール
PhpMyAdminも移動先は初なんでインストールから行います。
暫く待つと作ったユーザー名とパスワードでMySQLへログインできます。
6.WordPressバックアップのインポート
MySQLへログイン後、作ったユーザー名のデータベースを選びます。
次にインポートのタブを選び、移動元のMySQLのバックアップファイルを選択(ローカルに落としてから選択)します。実行するとあっさりとDBが復元します。
ここでファイルが無いと終わりなんで日々のバックアップは非常に重要です。
7.DNS設定
以上でWordPressの設定は終わり。次にDNS設定で、ドメイン名(iphone-diary.com)から移動元のIPアドレスへ飛ぶように設定されてる部分を移動先へ切り替えます。
CORESERVER間の移動の場合、ネームサーバーの切替は必要なく、単純にIPだけを変えればOKです。IP調べるのが面倒でも「自動設定」から移動先サーバーを選択すれば勝手に設定フィールドが新しくなります。保存して設定完了。
上記、なかなか触らないところなので、いつもやり方忘れちゃいます…。
8.ドメインウェブ設定
DNS設定後、移動先サーバー側でのドメインウェブ設定を行います。
私の場合、CORESERVER提供のドメインは残しつつ、「iphone-diary.com」を使ってるんで「Sub1」にドメイン名を指定してます。これで複数ドメイン使えます。
ドメイン設定は「強制設定」をチェックして行いました。こうしておくと名前が解決されない状態でもウェブサーバー設定を強制的に行ってくれるみたい。と言いつつCORESERVER間の移動だと関係ないチェックかも(;^ω^)
9.契約の移動
最後は、契約の移動を移動元から移動先へ切り替えます。
移動元サーバー側だけ移動のリンクが押せるようになってるんで押します。そうすると移動先に契約が移動し、更に移動先の移動リンクがアクティブになります。
以上で完了です!
慣れてしまえば30分で移転できますし、DNS設定の反映もあっという間なんで見てる側が気付かないくらい即効でサーバー移動ができちゃいます。何と簡単なんだ(゚Д゚ )
複数あるサーバーは少しずつスペックが違うんで定期的にチェックし、新サーバーが入ったら移転するってのも手だなーと思いました。便利、便利♪
尚、今回学べたのはトラブルがあったから。トラブルも悪くない…かも(´∀`)
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タグ: Coreserver, WordPress, 移行
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[...] 移行の手順については、我らが @hiro45jpさんが、ご自身の日記に詳細なエントリーを書いてくれていたので、あっという間に実行できた。ひろさんありがとう! [...]
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こんにちは。
お陰様で無事引っ越しできました。
嬉しいです。
有り難うございました。
[...] 参考にしたサイトは「CORESERVERのサーバー移動(作業手順メモ) | 普通のサラリーマンのiPhone日記」です。 [...]