Googleリーダーのメモ共有が使えなくなる迄、私がiPhoneでGoogleリーダーを見る際にアプリに望んでたことは以下の通り。もっとも重要なのは「安定性」だと思ってます。尚、この領域って、人によって望むことは違うんで以下はあくまで個人的な視点になります。
- 同期が安定している(且つ我慢できる同期スピードである)
- 記事の詳細表示から次記事の詳細表示へストレス無く移動できる
- 画像先読みにより次記事へのパラパラ移動でも画像がついてくる
- バックグラウンドで同期してても安定して記事が読める
- RSSレイアウトがオリジナルに近い(画像サイズとかを勝手に変更しない)
- 全文表示に切り替えられる(もしくは元サイトが素早く確認できる)
- メモ共有が簡単にできる(裏でReader2TwitterによりTwitter連携)
- リンク先に飛んだ時にリンク先のサイトをメモ共有できる
- 画面の見栄えを色々と設定できる(色とかフォントとか)
- バックグラウンドで同期した場合に終わったら通知してくれる
紆余曲折ありましたが、結局のところ「byine」に落ち着くことに…。見栄えとか通知とかは設定できなかったんですが、大筋ニーズを叶えてくれていました。感謝です。
しかーし!
メモ共有無き今、個人的に導線はTwitterへの直連携を望むように…。詳しくは前回記事を参照。そこで生まれた新たなニーズは以下の通り。
- Twitter投稿の書式が設定できる(更に投稿前にコメント入れられる)
- 記事からリンク先に飛んだ時にリンク先をTwitter投稿できる
つい最近、「Sylfeed」の存在を知りました。評判が良かったのもありますが、使ってみて納得。ほぼ全てのニーズを満たしてくれてます。痒いところも押さえてます。
とうことで、あっという間にメイン昇格したのでしたヽ(´ー`)ノ
Sylfeed 2.1.0(¥170)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
販売元: GACHANET(サイズ: 2 MB)
全てのバージョンの評価: (105件の評価)
他の同類アプリと比較しても(アドオン入れても)安いと思います。
Sylfeedってどうなのよ?
全容を語るには機能が多すぎて無理です…。設定によってこのアプリは色々な姿に化けます。機能的なところは、他のブロガー様の記事を参考にして下さいまし。
手抜きヽ(´ー`)ノ
iPhone用地下鉄通勤最強Google ReaderクライアントはBylineからSylfeedへ
Sylfeed: かゆいところに手が届くRSSリーダー!未読消化を超強力サポート。
超多機能な国産のRSSリーダー「Sylfeed」に惚れた7つの機能 + α
一日にしてRSSリーダーアプリを変更した。 Singer Song iPhone
Sylfeedがようやく使いやすくなったので、思ったところを書いてみるよ。
nao’s misc.: ★「Sylfeed」開発者さん、丁寧っ!
Sylfeed 機能豊富な超高性能Rssリーダーアプリが凄い / OldLifehack
皆さんの書きっぷりを見るだけで、どれだけ素晴らしいアプリなのか伝わってきます。
バージョンUPにより定番を勝ち取った感もある「Sylfeed」。作者様は何と日本の方なんです。ご自身が使われているからこその便利機能がふんだんに盛り込まれています。
「こんな人に向いてます!」というのをまとめてみました。
詳細記事をパラパラと流したい人(=通常の私)
画像の先読みにより安定性が抜群です。「スワイプ」よりも「指を動かさずに移動」することの方が楽でしょ?という作者の意図を強烈に感じます。がしかし、その通りだと使っていて感じました。タップで次記事、ダブルタップで前記事とかむっちゃ便利です。
リストでざーっと見たい人(=未読たまった私)
リストを眺めて選んで詳細記事を見たい場合、サムネイルはむっちゃ便利です。またリストに本文を一部入れたりといった表示が選べたり、視覚性にもこだわってます。アドオンですが、リストを「既読」と「あとで読む」に振り分ける方法とか、斬新です。
複数アカウントで読み分けている人(=サブアカの私)
アカウントの切り替えが楽にできます。色とかフォントとか設定も全て個別アカウントごとに持っているのは素晴らしい。私は、iPhone新着とか大量に配信されるRSSをサブアカに登録してます。リストでざーっと見るには最強に便利な環境だと思いました。
iPhone新着ゲームを流して気になった記事を見る。画像キャッシュが効いているんでストレス感じません。新着チェックのやり方はこれが最近定着してますヽ(´ー`)ノ
地下鉄通勤な人
画像とWebページのキャッシュが強力です。一部のみ本文配信しているフィードに対して、自動で全文取ってくる機能もあります。見る時も自動切り替えになります。尚、全文取ってくるのは手動で良いって人はアドオンは不要です。オン中である必要ありですが。
まるごとRSSな人
一部配信が嫌いで全文を常に読みたい場合、上記と被りますが、全文を自動で取ってきて、記事ごとに勝手に切り替えて見れる機能があります。全文取ってくるのは手動で良いって人はアドオンは不要です。その場合、記事ごとに「全文」ボタンを押す必要があります。
難しいこと分からんな人
設定がややこしいんですけど、それは私がアドバンスドモードにしてるからかも…。簡易モードもあるようなので、まずはデフォルトで使ってみると良いかも。後は本記事…。
以上、思いつく限りを書いてみました。
難点は、設定がややこしいこと…
実は今日の本題はこの部分。
「Sylfeed」は用途に合わせて色々と設定できるんですけど、とにかく難しい(;^ω^)ということで、私の用途における「Sylfeed」の設定内容を公開します。「色々できるんで設定に迷う!」という方、ちょっとでも参考にして頂けると嬉しいですヽ(´ー`)ノ
ちなみに以下の設定は、アカウント設定の時に「アドバンスドモード」を選んだ時のもので、更にアドオン課金で「あとで読む」サービスも搭載したものになります。
同期
- 未読管理(スター/フォルダを全てオン)
- 画像の先読み(オンデマンド/サムネイル共にオン)
対象は「スター」「フォルダ」を全てオン、それ以外はオフ - Webページの先読み(全てオフ)
- 新着アイテムの期間(無し)
- 自動同期(未読が無い時のみ)
- 双方向同期(オン)
- 通知(オン)
コンセプトは「自分にとって余計なことはしない」ってこと。画像の先読みはスターとフォルダのみとし、Webページの先読みは頻度も少ないのでオフにしました。新着アイテム(=アプリ内での定義)は混乱の元となる為に管理しない方針としました。
又、自動同期のオプションで「未読が無い時のみ」がありますが、これは素晴らしいっす。同期は手動でもできるんで、デフォがこの設定だと使う際にちょー自然です。後はWebでGoogleリーダーの未読を消化することもあるので双方向同期にしてます。
起動時の画面がこちら。フォルダに小さい写真画像が付与されてます。これが「画像の先読み」対象ですよって意味。リスト表示した時のサムネイル表示は、記事を選別する際に直感的に判断できるんでオススメです。
外観(テーマ)
- 色合い(ティール)サブアカはワインレッド
- テクスチャー(和紙)サブアカはウォーター
- コントラスト(0.9)
- モノクローム(オフ)
コントラストが微妙に良いっす。色合いがより際立ちます。私はメインアカとサブアカで色を完全に分けてるので何を見ているのか一目瞭然で分かります。アドオンにより、たくさんのテーマが選べるようになります。お好みでどうぞ♪
美しいヽ(´ー`)ノ
ナビゲーション
- フォルダを直接開く(オン)
- ツールバージェスチャー(オン)
- 全て既読にする(確認する)
私の場合、全てのフィードはフォルダに突っ込んでいます。なのでフィード単位に見るって行為がワンアクション手間になるのでフォルダを直接開くようにしてます。ソート順変更により、フォルダを直接開いてもフィード別に閲覧することもできます。
ツールバージェスチャーはリストの表示形式を変えたり、初期画面の未読と既読を切り替えたり良く使う機能がツールバー上でできるんでオンにしてます。
記事を読む
- 記事の移動方法(オリジナル)
- スクロールスピード(とても速い)
- フォント(Helvetica、0.9)
Sylfeedは「画面下部のツールバー上で指は固定」ってのが楽でしょ?と提唱しているように思えます。確かにその通りでして、なのでオリジナル設定を大切にしてます。
上記は未読ボタンから詳細画面へ遷移した時の画面。真ん中の未読ボタンをタップすると次記事、ダブルタップすると前記事へ戻ります。またボタン長押しで記事を自動スクロールしてくれます。指を動かさずにポンポン処理できます。これ割と便利ヽ(´ー`)ノ
上記はリストから詳細画面へ遷移した時の画面。アイコンが違いますが、挙動は一緒。デフォのフォントサイズだと個人的には大きすぎるんで0.9にしてます。Helvetica最高。
あとで読む
- あとで読む方法(オリジナル)
- あとで読む操作(右スワイプ)「全てあとで読む」時は確認する
- 本文の先読み(オン)フィードは一部配信のフィードのみチェック
この機能はアドオンで追加されます。
ちまたで良く言う「あとで読む」ことができますよ! ということじゃなく、どうやって大量記事を「既読」と「あとで読む」に振り分け、そして「あとで読む」際にストレス無くキャッシュされた状態で読むか!! にこだわった一連のソリューションになってます。
この動画が全てを物語っています。
これには度肝を抜かれました。こんなにも使い勝手にこだわって作っているのかと驚きました。新しい運用ソリューションの提案じゃないですか!! ここで作者がどれだけこだわってこのアプリを進化させていっているのかを垣間見ました。
@hiro45jp 情報収集と情報発信の効率をあげて世の中を良くしたいという思いは私も同じです。お互い立場は違いますが一緒に盛り上げていければいいなぁと思っております!
あまりにも感動したんで作者様にTweetしたらこんな返信が!! 知ってて下さったことにも感謝なのですが、何よりも同じ匂いを感じたことで超嬉しくなりましたヽ(´ー`)ノ
ホーム画面
- 未読数を表示する(オン)サブアカはオフ
これは好き嫌いあると思うのでご自由に。私は上記のようにしてます。
購読リスト
- フィード(保持するアイテム数=0)
- フォルダ(未読のみ全てダウンロード、他はデフォ)
- 状態(後述…)
フィードを保持する/しないは、Sylfeedの検索に引っかけたいか否かに関わってくると思いますが、今のところ件数制限があります。制限があると意味なんでオフにしてます。フォルダに関しては制限設けずに未読があるなら全てダウンロードするようにしました。
で、Sylfeedの良いところでもあり、曲者なのが次の「状態」設定になります。
購読リスト(状態)使用するにしたもの
- スターをつけたアイテム(未読管理、画像の先読み、250保持)
- 既読にしたアイテム(100保持)
- あとで読む(画像の先読み)
- Twitterに投稿したアイテム
- Instapaperに保存したアイテム
上記以外は、私の場合はノイズになるので全て「使用しない」にしました。
ここで最大の注意点はGoogleリーダーとの双方向同期を完璧にするには「既読にしたアイテム」を使用するにしとかないと駄目ってこと。これ多分、同期ロジックに関わってるところっぽいので見せたい/見せたくないに関わらずオンにしないと駄目です。
尚、スターは本当なら全て保持して欲しいんで仕方なく最大の250を設定してます。
ここらについては、最後に今後の要望として列挙したいと思います。
外部サービス(使用するにしたもの)
- Twitter(テンプレート [share] ${title} – ${source} B! ${link})
- Instapaper
- Biyly(APIキー)こちらで要確認
特筆すべきはTwitter連携のテンプレートが設定できるってところです。この機能のおかげで、先日エントリーした連携導線がうまく回ることになります。
共有したい記事があったら連携メニューからTwitter投稿へ。後は個別のコメントを入れて投稿するだけ。むっちゃお手軽です。この部分、私がSylfeedにした最大の理由です。
「Sylfeed」は、iPhoneにおける情報ステーションの位置付けになりました。
更に詳細を知りたい方は…
作者様のサイトにFAQがあります。このFAQはマニアックなことまでひと通り書いてあって使っていて疑問に感じることの答えが見つかる可能性が高いです。ご紹介しときます。
GACHANET » よくある質問
Web版のGoogleリーダーや一部アプリの「すべて既読にする」機能を使用した場合は、既読情報を取得することができない為、既読が反映されないことがあります。 …
既知の課題なんかも分かります。
その他、公式のサポートをTwitter上でもされています。作者様が日本の方なのでレスポンスも良く、何でも相談できるのが良いですね(・∀・)イイ!!
今後に向けての期待など
これだけ色々なことを考えて作られたアプリってのも珍しいと思うのですが、作者の気持ちに立って今後の進化の為に要望を無理矢理あげてみました。無理やりですけど。
- 本文先読みは「あとで読む」以外も搭載して欲しい(アドオンで良いので)
- 同期が途中(=10分以上の同期)の場合、通知メッセージを変えて欲しい
- ピンを状態から消した時にボタンも消して欲しい(ピンを使わない人向け)
- Evernote連携もして欲しい(全文かWebか選択できると尚良し)
- 「あとで読む」リストの右下はピンじゃなく任意の連携アイコンだと良い
- スターとか、Twitter投稿したものとかの保持するアイテム数に全てが欲しい
「あとで読む」ソリューションの一環として、読み終わったらEvernoteに突っ込むところ迄できると全てがクローズするので良いなーと感じましたヽ(´ー`)ノ きっとEvernote使いが残念がってると思いまして….。後は、折角の検索機能を価値あるものとする為に、保持するアイテム数の検討をお願いしますですm(_ _)m
なんか長文ですみませんです。
こんなアプリが数百円で買える時代なんだと改めて驚いてます(゚Д゚ )!
凄い世の中になったもんです。
-
タグ: Byline, Evernote, Google, Googleリーダー, hiroスタイル, Instapaper, Reader2Twitter, RSSリーダー, Share, Sylfeed, Twitter, テンプレート, メモ
その設定方法では、どれくらいの容量を消費しますか?